ユメナマコ、不義に気づく
はじめての畑栽培。
立派な超トマトのつぼみができた。
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だがしかし、ユメナマコはほとんど何もしていない。
最初に一度、水と肥料をあげただけである。
これはほぼ全て、ユメナマコの留守中に畑のお世話をしてくれたフレンドの先輩方のおかげだ。
1日1回だけお水と肥料をあげられるが、ユメナマコが作業しようとした時には、すでに先輩方がお世話してくださっているのだ。
大変楽をさせていただいた。
ユメナマコもお返しをしたいのだが、先輩方はユメナマコがちゃんとお世話できていないのを見かねてやってくださっているのであって、こうしてユメナマコの畑に手をかけてくださる余裕があるということは、とっくに自分の畑をお世話した後であろう。
1度だけ、先輩の畑にお邪魔したのだが、お水は撒けたものの、肥料はあげられなかった。
後手に回ってしまった。
水は何度でも撒けそうだが、先輩方の畑、水をやりすぎて腐らせる訳にはいかない。
それに、おそらく先輩方はユメナマコの超トマトとは比べ物にならないほど、貴重でデリケートなものを育てている可能性が高い。
そう思ったら、手は出せなかった。
そんな時、もよもよさんに言われたのだ。
「1人毎日1回ずつ、肥料と水をあげられるよ。」
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なん…だ、と…?
しかも調べたら、「お世話するほど収穫数やレア度が上がる」とあった。
先日肥料だけあげられなかったのは、すでに実をつけていたかららしい。
つまり、フレンドの協力なしには限界のあるシステムにも関わらず、ユメナマコはこんなに協力してもらっておいて、自分は何もしてこなかったということだ。
なんという怠慢、なんという恩知らず…!
畑だけでなく、あんなに家具やアイテムをお裾分けいただいているというのに!
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ユメナマコは走る。
すぐさま走る。
だがしかし、ほとんどの先輩方の畑は、すでに実をつけているか、何も育てていなかった。
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無知ゆえの失態とはいえ、無知は罪である。
もっとアストルティアについて勉強しようと決意したユメナマコであった。
ユメナマコのハウジング計画
家を建てたことをご報告してから、
フレンドの皆様にたくさんのお祝いをいただいてウハウハのユメナマコ。
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地味な家が少しずつにぎやかになってゆく。
ユメナマコの夢についてはすでにお話した通り、
「リードシクティス・プロブレマティカスを飼う」である。
今はもう存在しないが、かつて世界最大の魚類であったと云われるリードシクティス。
そのために、家を建てたユメナマコが一番最初に手をつけたのがこれだ。
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床下水槽…っ!!
まだお目にかかったことはないが、おそらくリードシクティスは大型水槽では収まらない。
ならばこれしかなかろう。
はぁ~早くここにリードシクティスを入れて愛でたい…。
とはいえ、新人のユメナマコにリードシクティスが釣れるようになるにはまだ時間と経験とお金が必要だ。
現在の釣りレベルでは、中型が精一杯。
だがしかし、先日から始まった釣り具レンタルキャンペーンにより、いつもなら吊り得ない大型生物を釣ることができるようになったのだ!
ご覧くださいこの立派なホオジロザメ!!
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しかも2匹!!
沈没船に2匹のサメなんて、まるでリト●マー●イドではないか。
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まだ家具も外観も内装もこの程度のユメナマコハウス。
ぃ、いつでもぷぷぷプレゼント待ってますっ
おかえり、もよもよさん
もよもよさんがロトゼタシアへの出張から帰って来た。
結構お久しぶりのはずだけど、実は常にもよもよさんの双子の片割様にお側にいていただいたので、あまり久しぶりな気がしない。
さっそく一緒に観k…クエストに。
暑い日が続くので万年雪の砦にやってきた。
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極寒の地で食べるかき氷は格別だったし、
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新雪の上に寝転んでみるのも新鮮だった。
もよもよさんはユメナマコの冒険日誌にいつも協力してくれる。
(もよもよさんいわく、ユメナマコはいわゆるブロガー。)
ユメナマコが立ち止まるだけで、写真を撮っているのだと察し、言わずともポーズをくれるのだ。
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突然宝箱から出てくるし、
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死なれた時は、しばらくこの状態から動かなかったのでちょっと泣いた。
改めて、おかえりなさい、もよもよさん。
ユメナマコをこれからもよろしくお願いいたします。
【Ver.1ネタバレ注意】一区切り
せっかくキーエンブレムを10個集めたにも関わらず、それで満足し、はじめての家を建て、世界を救う物語の主人公にあるまじき浮かれっぷりを見せていたユメナマコ。
家も大事だが、
次のステップに進むためにはそろそろ世界も救わねばなるまい。
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さっそく、めっちゃ強い先輩たちともに、にっくき野郎を倒しにきた。
しかし、その前に報告が必要であろう。
この毛玉、実は可愛らしい人間の女の子である。
その姿がこちら。
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ピンク色のおさげの女の子。
着ている装備は全く同じなのだが、人間の姿だとかなり印象が変わる。
とても懐かしい姿。
でももう悲しいことに、この姿に違和感しかないのだ。
「ユメナマコ=毛玉」になってしまった。
切ない気持ちになりながらも、すぐに毛玉に戻った。
そして決戦。
写真には残せなかったが、ユメナマコは頑張った。とても頑張った。
そしてより一層思ったのだ。
ユメナマコは、毛玉として生きる。
※Ver.1をクリアしました。
ユメナマコ、家を買う。
きた。
やっとこの時がきた。
この時をずっと待っていたのだ。
そう、憧れのマイホーム。
お金のない毛玉にははるか先のことだと思っていた。
だがしかし、アストルティアの社会保障制度は新参者の貧乏人に寛容だった。
つい先日、新参者を対象に、
「タダ土地チケット」
「丸い家」
が配布されたのだ。
さっそく住宅村の不動産サイトから空きを検索。
Mサイズの土地をと思っていたが、
第1希望のオルフェア・トゥーンタウン地区には全く空きがなかった。
Sサイズに妥協も考えたが、ユメナマコには少しでも広い家にしたい理由がある。
「リードシクティス・プロブレマティカスを飼いたい」
その夢を実現するためには、少しでも大きな家がよいだろう。
そうして悩んだ結果、もよもよさんと同じマッシュルーム地区に決めた。
キノコみたいな頭をしているユメナマコにはかなり馴染んでいる気がする。
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ここはこれからユメナマコの土地。
ユメナマコの国だ。
なんて素晴らしい。しかもタダ。
苦労してお金を貯めて買うから良いのだと言う人もいるかもしれないが、ユメナマコにそんなプライドはない。
タダ最高。タダ万歳。タダヒャッホゥ。
ありがとうアストルティア政府!
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そう、家を建てるならタダホーム。
どこかで聞いたなこのフレーズ。
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タダなのにこの広さ!
すごい!
旗だって回せる!
リードシクティスも問題なく入るはずだ。
家具を揃えて住居と呼べる場所になるには時間がかかるかもしれないけど、きっと最高の水槽にしてみせる。
待っててねリードシクティス・プロブレマティカス。
ユメナマコ、VIPになる。
カジノでコインを稼ぎ、そろそろ何かに交換しようと思ったユメナマコ。
まずはルーラストーンを交換したものの、種類がありすぎて他には何を優先的に交換すべきなのか。
ビギナーは皆、1度は立ち止まるのではないだろうか。
でもユメナマコはわかっている。
この「VIPライセンス」は絶対いつか必要になる。
中の人のゲーム経験がそう言っている。
ユメナマコはVIPライセンスを手に入れた。
するとなんということでしょう。
ライセンスを手に入れた次の日、
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カジノから人がいなくなったのです!
こんな広いフロアを貸切だなんて!
ユメナマコは大興奮した。
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ビンゴだって1人占め!
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すごろくだって誰も来てくれない。
VIPだから仕方ない。
でも、ユメナマコは本当はわかっている。
これはライセンスの効果なんかじゃなくて、
たまたまこの日この世界線(サーバー)のカジノに人がいないだけだってことを。
もちろんVIPルームにも人はいなかった。
ユメナマコはただ1人、カジノスタッフに見守られながらルーレットを回した。
帽子のお洗濯
もよもよさんが言いました。
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「その帽子ずっと被ってるけど、洗ってるの?」
あ、洗ってるもん!
Lv.79まで被るんだもん!
しかしそんなユメナマコの言葉を信じてくれないもよもよさん。
こうなったら証拠を見せるしかない。
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ということで、水辺にやって来ました。
ここで帽子の洗い方をご説明したいと思います。
とっても簡単です!
頭に被ったまま、
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このまま帽子を回転させれば大丈夫。
いっそ全身水に入ってしまえば、服も洗えます。
海は塩水なのでやめましょう。
桃太郎のおばあさんのように、川でお洗濯です。